慢性鼻炎・蓄膿症(副鼻腔炎) 手術治療 耳鼻咽喉科 サージセンター浜松

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患者様の声

井上 淳子 様
  • 井上 淳子 様
  • 三重県桑名市
    予備校 講師
  • 鼻中隔手術 | 下鼻甲介手術
  • 短期入院手術(1~2泊)

サージセンター浜松にて鼻中隔彎曲矯正術・下鼻甲介手術 施行。

サージセンターの医療技術とホスピタリティのすばらしさについては、皆様が十二分にお書きになっていますので、私は、多くの方が手術の決心をなさるのに妨げとなっている「詰め物」について詳しくお話したいと思います。

私自身、診断を受けてから20年もの間手術を受けられなかった最大の原因がそれでした。

漆喰で密閉されたかのように完全に息が出来なくなってしまうのだと思い込んでいたのです。

しかしそれは全くの誤解でした。

手術が終わって目が覚めた瞬間に、悪かった左の鼻から空気がスッと入ってきましたし、直後から、お水を飲むにも食事を取るにも、何の不自由もありませんでした。

2泊の入院ののち、詰め物を抜きに行くまで丸4日自宅で過ごしている間も、いつものように家事をこなしながら、冬期講習の大量の予習と年賀状書きを終えてしまうことができるほどでした。

手術当日はさすがに圧迫感がありましたが、それも翌日のうちには慣れてしまいました。

詰まりやすいと聞いていたチューブが詰まることもなく、鼻の入り口に綿球を入れて、その上にマスクをして過ごしていました。

つまり、「口でしか呼吸できない」のではなく、「鼻が通った状態で、口も使って呼吸する」のです。

それはなぜなのか、素人なりに考えました。

まず第一に、鼻の奥は私たちが想像もしないほど広いのです。

そう広くはない鼻の入り口近くにはチューブが入れられていて、空気の通り道がきちんと確保されています。

そして何よりも手術によって、鼻の中の形が正常になっているということです。

今までは自分の鼻の中が曲がっていて綿やガーゼよりもっと強力に空気を遮断していたのですね。

術後1週間目の抜去処置の際、それまで入っていた詰め物の量に驚きました。

主治医の松本真吏子先生が「衝撃的でしょ?」とおっしゃったことも憶えています。

その時、まさに私は生まれ変わりました。

鼻のことを全く気にせずに生活できるようになったのですから。

また、眠りがとても深くなり、朝までに目を覚ますことはまずなくなりました。

おかげで1キロ太ったほどです。

もうひとつ予期しなかったのは声が出しやすくなったことです。

私は声楽や長唄を習っており、また職業的にも、手術による発声環境の変化が気がかりでしたが、術後は息の量が多くなって響きが豊かになっただけでなく、高音が前よりも楽に出るようになりました。

大勢の生徒を前にして授業をするのもとても楽です。

最後に、主治医の松本先生のことをお話します。

先生は、いつも私の話をよく聞いて、丁寧な説明をしてくださり、その中で、積年の不安が取り除かれていきました。

また、ちょっとした処置の際も、的確な指示をして少しでも楽に受けられるようにつねに心を配ってくださいました。

手術直後の回診で「どう、息出来てる?よかった。泣かれたらどうしようかと思ってたの」 と言ってくださったことや、翌朝の診察で「詰め物が痛いので減らせません か」と訴えた時に、「今折角落ち着いてるのに、下手に触ると出血もするし、もっともっとつらい目に遭わせることになるから、それはできないわ」とおっしゃったこと、詰め物を抜く時に、「目を開けてね。そうすれば鼻の入り口が開いて出しやすいの」とアドバイスしてくださったことなど、不安でいっぱいの身にはどれほど有難かったことでしょう。

手術の時は、お帽子とおズボンは濃いピンクの定番のものながら、上着は、まるで幼稚園の先生のような楽しい柄のトレーナーをお召しになっています。

これも、私たち患者が少しでも明るい気持ちになれるようにとのご配慮とか。

松本先生、そしてサージセンターの皆様は私の一生の恩人です。

つらい症状を持ちながらも決心できないでおいでの方がまだまだきっとたくさんいらっしゃることでしょう。

私の文章をご覧になって、お一人でもたくさん手術を受けて生まれ変わってくださることを心から祈ります。