慢性鼻炎・蓄膿症(副鼻腔炎) 手術治療 耳鼻咽喉科 サージセンター浜松


サージセンター よくあるお問い合わせ

初診の予約を取ったらその日に手術ができますか?

初診で手術をすることはできません。
手術は全身麻酔で行なうため事前にそのための準備が必要です。
一般的な流れは下記の通りです。

  1. 初診
  2. 再診(点鼻薬の効果がなく医師が手術を必要と判断したら手術予約をお取りします。)
  3. 手術前検査(手術の約1ヶ月前)
  4. 手術前オリエンテーション
  5. 手術(手術の内容によっては浜松で1泊の手術を行なう場合もあります。)

アレルギー性鼻炎と花粉症は同じ病気ですか?

慢性鼻炎は、鼻腔粘膜が1年中炎症を起こしている状態を指します。

アレルギー物質が関与 している「アレルギー性鼻炎」と、アレルギーの関与がはっきりしない「非アレルギー性 鼻炎」との両者が含まれます。アレルギー性鼻炎はダニやハウスダストが原因になる通年性 の鼻炎と、スギなどの花粉が原因となる季節性の鼻炎(花粉症)とに分けられます。

しかし花粉症においても、花粉と接触したときだけに症状がみられるとは限りません。

むしろ花粉のシーズン中、花粉と接触していない時でも、持続的な鼻づまりをきたしたり、温度差などの刺激で鼻水やくしゃみ発作が起こりやすい状態を継続することが少なくありません。これが「粘膜過敏症」と呼ばれる状態で、アレルギー性と非アレルギー性とにかかわらず慢性鼻炎はこの粘膜過敏症が継続している状態を指します。

子供は何歳から手術ができますか?

基本的には、術後の処置が可能な6歳程度から手術を行います。
また6歳以下の小児でも、睡眠中の無呼吸などの呼吸障害のあるお場合は “脳や身体の発育障害”といった子供の発育に大きな弊害をもたらすことから、手術を行います。

飛行機に乗ると額(前頭部)が痛くなるのですが、なぜですか?

もっとも可能性の高い原因として、副鼻腔への通路である「換気排泄路」が狭いことが
考えられます。

副鼻腔は、顔面の骨の中に発育した空洞で、複数大小さまざまな空洞から構成されています。そして、1つひとつの空洞は、「換気排泄路」と呼ばれる狭い 通路を介して鼻腔と交通しています。副鼻腔の換気は、この「換気排泄路」を介して行われる為、副鼻腔が正常な状態を維持するには「換気排泄路」が正常に機能していることが必要です。

「換気排泄路」の粘膜が腫れ、副鼻腔の換気が不十分になると、副鼻腔の粘膜が腫れたり、細菌が増殖するなどの炎症性変化をきたしたりします。これが副鼻腔炎(蓄膿症)です。

しかし副鼻腔に炎症をきたしているいないにかかわらず、副鼻腔の換気が低下すると副鼻腔の空洞内の圧が外気圧の急激な変化に対応できなくなるため「圧差」をきたし、顔面痛や頭痛を引き起こすことが知られています。

精度の高いCT画像で観察すると、副鼻腔炎例も含め、「換気排泄路」の粘膜が腫れている例のほとんどにおいて慢性鼻炎を合併していることが確認されます。これは、慢性鼻炎による鼻腔の粘膜の腫れが、換気排泄路の粘膜にまで波及するためであろうと推測されます。

手術をしたら花粉症などは完治するのでしょうか?

現在のところ、季節性のアレルギー性鼻炎(花粉症)もまた通年性のアレルギー性鼻炎も、アトピー性皮膚炎や喘息と同様、1回の治療でこれを完治させる方法はありません。

このような難治性の炎症性疾患に対しては、複数の治療法をうまく組み合わせた「集学的 治療」が、最も有効かつ安全な方法と私たちは考えています。

アトピー性皮膚炎や喘息に対して手術が用いられることはありませんが、鼻炎に対しては 手術が有効であり、とくに当院で開発した副交感神経切断術(後鼻神経切断術)は、他の 手術と異なり、副作用をきたすことなくいずれの症状にも最も優れた効果を期待することができます。これが、後鼻神経切断術を基軸とした「集学的治療」を私たちが推し進めている理由です。

状況に応じて他の手術も併用しますが、手術治療後には鼻炎症状の多くが改善します。
しかし、これだけで鼻炎が完治するわけではありません。とくに花粉症など、アレルギーが関与した鼻炎では、アレルギーの原因物質(抗原)と接触するたびに症状を反復する可能性があります。

アレルギー性鼻炎に対する手術の目的は、抗原と接触していないときにも継続している慢性の鼻炎症状を改善させ、かつ術後に抗原と接触した場合でも、例えば点鼻薬など既存の安全な薬剤を短期間補足的に使用することで症状を消失させるといった、鼻炎自体をコントロールしやすい状況を創りだすことにあります。

手術後に痛みはありますか?

術後の痛みは手術の内容によって異なります。また同じ手術でも、患者様によっても感じる痛みの程度は様々です。

手術の操作範囲やガーゼなど詰め物の量が、術後の痛みの程度を大きく左右しているようです。慢性鼻炎に対する後鼻神経手術は小さなお子様でも術後痛みを訴えることはほとんどありませんが、副鼻腔手術や鼻中隔弯曲症の手術後には、翌日まで痛みが続くことが少なくありません。ただ、ほとんどの患者様は、鎮痛剤の内服でコントロール可能です。

沖縄に住んでいるのですが、手術はできますか?

ご遠方も手術をお受けになっています。中には海外からも当院にお見えになる方がいらっしゃいます。
手術後1週間(詰め物を抜くまで)は当院の近くのホテルまたはご親戚宅などにお泊まりいただくよう
お願いしております。

また、術後約1ヶ月間、飛行機に乗れないという目安はありますが、術後の症状に応じてご相談させて
いただきます。

診察代や手術代は健康保険が適用されますか?

診察代や手術費用は健康保険の対象で取り扱いをさせていただいております。

保険に入らない項目
例:サージセンター浜松の室料  保険会社からの診断書記入代等

手術料金の目安は?

健康保険適応(3割負担)の場合の費用です。
     
アレルギー性鼻炎 片側 約100,000円
副鼻腔炎 片側 約50,000円~100,000円
鼻中隔彎曲   約50,000円

※高額療養費制度をお使い頂けます。

クレジットカードは使えますか?

全身麻酔下の手術時のみお支払い頂けます。(VISA・MASTER)
尚、一括払いでお願いいたします。

手術後はいつから仕事をしても大丈夫でしょうか?

激しく体力を使う仕事でなければ、早期に就業可能です。 ただし術後の痛みが人によって出たりする場合があります。早期就業をご希望の方は、診察時に医師にご確認下さい。

また、人前で話す仕事に就かれている方は、鼻腔内にガーゼなどの詰め物が約1週間入るため、
話がしづらい場合もございます。

ご希望があれば、手術後1ヶ月までの間、お勤め先に提出する休業のための書類を記入いたします。
(診断書作成代を別途申し受けます。)

手術の前に予防接種を打っても大丈夫ですか?

インフルエンザの予防接種は手術前後2週間より控えていただくようお願いいたします。
その他の予防接種につきましては診察室でお尋ね下さい。

生命保険の保険金を請求する場合、“日帰り入院”の対象になりますか?

東京には入院施設がないため、“入院”という言葉を使うことができません。
外来扱いで保険会社の診断書を書かせていただきます。(手術に対する保険は通常通り記入させていただいております。)

尚、浜松で1泊入院される方に関しましては“入院”保険対象ですので、その旨を記入いたします。

手術後にまた通院する必要はありますか?

手術後1週間詰め物を抜く処置を行ないます。
1ヶ月手術部位の回復度合いを診察します。
また、粘膜・矯正した骨や軟骨の安定化に術後1年ほどかかります。
3ヶ月後・6ヶ月後・1年後にお越しいただき、状態を拝見します。